与五郎の母が目を洗って病を治したという井戸の水
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そして七日目の夜更けに突如、御神殿の内より扉を押し開く音がしたと思うと、若い美女が手に三光の玉(日・月・星の玉)を持って現われ、後ろから天童一人が稲穂を持ち出現し、三光の玉は月夜のごとく辺りを照らし、大神は神崎与五郎の孝心を見て
「天下台より差し昇る、ご来光の光線を口にいただき、赤松の葉を噛みしめ、井戸水で目を洗え、塩水を飲ませよ…されば苦悩去らん」とお告げがあり、神崎与五郎は早速下山し、お告げの如く行うと母の目の不治の病が治ったという伝説があります。
神崎与五郎孝行の井戸保存会看板より
神崎与五郎孝行の井戸保存会の方に伺いますと、
最初は井戸は塞がれてしまっており、
大変荒れた状態にあったそうです。
神崎与五郎孝行の井戸保存会の方々により、
この様にきれいに整備されました。 |